Windows Server 2008へのMySQL Community Server 5.1のインストール手順を以下に示します。
- ダウンロード
ダウンロードサイトでインストール先のWindowsが32bitであれば「Windows」を、64bitであれば「Windows x64」の「Windows ZIP/Setup.EXE」をダウンロードする。
※ダウンロードのためには、ユーザー登録が必要。
- ダウンロードしたzipファイルを解凍し、「Setup.exe」を実行する。
- インストーラが起動しいくつか進んで、「Setup Type」画面で、「Custom」を選択する。
- 「Custom Setup」画面で、必要なければ「Documentation」をはずす。
- 「Ready to Install the Program」画面で内容を確認し、「Install」をクリックする。
- インストール処理が完了すると、MySQL Enterpriseの宣伝がでるので先に進む。
- 「Wizard Completed」画面で、「Configure the MySQL Server now」をチェックし「Finish」をクリックする。
- 引き続き「MySQL Server Instance Configuration Wizard」が起動するので「Next」をクリックする。
- ここから先は要件に合わせて設定していく。
参考までに私が設定した内容を示しておく。
- configuration type
「Detailed Confiuration」を選択
- server type
同じマシンでWebサーバーも稼働させるので「Server Machine」を選択
MySQL サーバーだけを稼働させるなら「Dedicated MySQL Server Machine」を選択すると良いだろう。
- database usage
「Multifunctional Database」を選択
InnoDBなどトランザクションを管理するストレージしか使わないなら「Transactional Database Only」を、逆にMyISAMなどのトランザクションを管理しないストレージエンジンしかつかわないのなら「Non-Transactional Database Only」を選択すると良いだろう。
- InnoDB Tablespace Settings
この画面は(12)でNon-Transactional Database Onlyを選択していたら表示されないかもしれない。
InnoDBのデータファイルが配置されるディレクトリとして「C:¥MySQL Datafiles¥」を選択した。
- approximate number of concurrent connections to the server
「Online Transaction Processing (OLTP)」を選択
一般的なWebアプリケーションでは、これを選択することが多いと思われる。
少ないユーザーで大量のデータからの集計処理を行うことがほとんどの場合などは「Decision Support (DSS)/OLAP」を選択すると良いだろう。
- networking options
TCP/IPでの接続は必要なので「Enable TCP/IP Networking」を選択
接続を受け付けるポート番号である「Port Number」は、セキュリティ向上のために変えておいた方が良いかもしれない。(私は変えている。)
「Enable Strict Mode」はチェックしておこう。
- default character set
「Best Support For Multilingualism」を選択し、デフォルトキャラクタセットをUTF-8に。
- Windows options
Windowsサービスに登録するために「Install As Windows Service」を選択。
「Service Name」は、他のバージョンのMySQLをインストールする可能性もあるので「MySQL51」とした。
コマンドラインなどでmysqlコマンドなどを利用する場合は「Include Bin Directory in Windows PATH」を選択しておくとよい。
- security options
「Modify Security Settings」を選択し、rootユーザーのパスワードを設定しておくべきである。
- これで設定項目はおしまい。
- Windowsのサーバー マネージャの「サービス」で、登録したサービス(ex. MySQL51)が開始されていることを確認しよう
この手順でインストールすると、デフォルトのストレージエンジンがInnoDBになる。
オープンソースのWebアプリケーションではMyISAMでの利用を前提している(あるいはストレージエンジンを意識していない)ものが多いため、そのアプリケーションの動作に影響が出ることがある。
そのためデフォルトのストレージエンジンはMyISAMに変更したほうが良いだろう。
デフォルトのストレージエンジンの変更方法は、my.iniファイルの[mysqld]セクションでdefault-storage-engineをMyISAMにする。
[mysqld]
default-storage-engine=MyISAM
以上
[参考書籍]