EC CUBE


EC CUBEは、オープンソースのECサイト構築パッケージです。

Windows Web Server 2008 + IIS7.0へのEC CUBEのインストール手順を以下に示します。

  1. PHPのインストール
    PHPがインストールされていない場合は、本サイトのPHPページを参照して、PHPをインストールする。
  2. データベースの設定
    EC CUBEはデータベースにPostgreSQL7.4.x以上、MySQL4.1、MySQL5.0以上が利用できるが、ここではMySQL5.1を利用する。
    phpMyAdminでの設定方法を示す。

    1. MySQLの管理者ユーザー(rootなど)でphpMyAdminにログインする。
    2. 「新規データベースを作成する」にEC CUBE用のデータベース名(ex. eccube)を記入して「作成」をクリックする。
      eccube-db01
    3. 一度トップページに戻ってから、上部のメニューで「特権」ページを選択し、「新しいユーザーを追加する」をクリックする。
      wordpress-db02
    4. ユーザー情報の入力
      EC CUBEデータベースを所有するデータベースユーザーの情報を入力し、画面下の方の「実行する」をクリックする。

      ユーザー名 テキストフィールドの値を利用する EC CUBEデータベースを所有するユーザー名
      ex.) eccube
      ホスト ローカル localhost
      パスワード テキストフィールドの値を利用する パスワード(生成しても良い)

      eccube-db03

    5. 表示された画面で下の方にスクロールし、データベースに固有の特権エリアでEC CUBE用データベース(ex. eccube)に対して特権を追加する。
      eccube-db04
    6. データベースに固有の特権のうち「管理-GRANT」以外のすべてにチェックし、「実行する」をクリックする。
      eccube-db05

    データベースの設定は以上

  3. EC CUBEのダウンロード
    http://www.ec-cube.net/download/index.phpからEC CUBE Ver2正式版のzipファイルをダウンロードする。
  4. ダウンロードしたファイルを任意のインストールしたいフォルダに解凍する。
    ex.) C:¥WebApplications¥ec-cube
    以降、「ECCUBE_HOME」と記述する。
  5. フォルダのアクセス権の設定
    以下のファイルまたはフォルダ以下は、IUSRグループが書き込み可能にする。
    ECCUBE_HOME¥html¥temp
    ECCUBE_HOME¥data¥install.php
    ECCUBE_HOME¥html¥user_data
    ECCUBE_HOME¥html¥cp
    ECCUBE_HOME¥html¥upload
    ECCUBE_HOME¥data¥cache
    ECCUBE_HOME¥data¥class
    ECCUBE_HOME¥data¥Smarty
    ECCUBE_HOME¥data¥downloads
    ECCUBE_HOME¥data¥logs
  6. php.iniの設定
    phpをインストールしたフォルダにあるphp.iniに対し、PHPのインストール時に設定したこのブログに書いてあるPHPアプリケーションのすべてに共通する設定に加え、以下を設定する。

    extension=php_mysql.dll
    extension=php_gd2.dll
    auto_detect_line_endings = on
    output_handler=mb_output_handler
    mbstring.encoding_translation=on
    mbstring.detect_order=auto
    mbstring.substitute_character=none

    設定後、IISを再起動する。

  7. IIS仮想ディレクトリの設定
    「IIS仮想ディレクトリの作成」を参照して、IISの仮想ディレクトリを追加する。
    物理パスにはECCUBE_HOME¥html(ex. C:¥WebApplications¥ec-cube¥html)を指定する。
  8. データ投入スクリプトの修正
    ECCUBE_HOME¥html¥install¥sql¥insert_data.sql
    Version 2.3.3では224-228行目

    insert into dtb_csv(csv_id,col, disp_name, rank,status, create_date, update_date) values(5, 'category_id', 'カテゴリID', 1, 2, now(), now());
    insert into dtb_csv(csv_id, col, disp_name, rank, status, create_date, update_date) values(5, 'category_name', 'カテゴリ名', 2, 2, now(), now());
    insert into dtb_csv(csv_id, col, disp_name, rank, status, create_date, update_date) values(5, 'parent_category_id', '親カテゴリID', 3, 2, now(), now());
    insert into dtb_csv(csv_id, col, disp_name, status, create_date, update_date) values(5, 'level', '階層', 2, now(), now());
    insert into dtb_csv(csv_id, col, disp_name, status, create_date, update_date) values(5, 'rank', '表示ランク', 2, now(), now());

    に修正

  9. EC CUBEのセットアップを行う
    インストールURL(http://{あなたのURI}/{IIS仮想ディレクトリ}/install/)にアクセスする。
    ex.) http://itmx.kids-beads.com/install/

    1. インストールの開始ページが表示されるので「次へ進む」をクリックする。
      eccube-setup01
    2. 「アクセス権限のチェック」ページで、「○:アクセス権限は正常です。」と表示されるが、IISではアクセス権限に問題があってもこのように表示されてしまうので、信用してはいけない。
      eccube-setup02
    3. 「必要なファイルのコピー」ページで、コピーされるファイルがリストアップされるので、すべてが成功することを確認する。
      eccube-setup03
    4. 「ECサイトの設定」ページで、適切な値を記入する。
      eccube-setup04
    5. 「データベースの設定」ページで、「(1)データベースの設定」で設定したDB名やDBユーザー名などを記入する。
      MySQLのポート番号を変更していた場合は「ポート」に記入する。
      eccube-setup05
    6. 「データベースの初期化(1)」ページで、チェックをはずしたまま「次へ進む」をクリックする。
      eccube-setup06
    7. 「データベースの初期化(2)」ページで、チェックをはずしたまま「次へ進む」をクリックする。
      eccube-setup07
    8. 「サイト情報について」ページでは、デバッグのための情報を開発元に送信するかどうかを選択する。
      eccube-setup08
    9. これでEC CUBEのインストールは完了。
      eccube-setup09
  10. 管理画面(http://{あなたのURI}/{IIS仮想ディレクトリ}/admin/)にアクセスし、(8)-(4)で登録した管理者ユーザーでログインする。
    ex.) http://www.yourdomain.com/eccube/admin/
    eccube-setup10
  11. 管理画面にログインすると以下のような画面になる。
    eccube-setup11
    この管理画面で、デザインの変更や商品の登録などが行える。
  12. ショッピングサイトを表示してみよう。

    http://{あなたのURI}/{IIS仮想ディレクトリ}/

    (ex. http://www.yourdomain.com/eccube/)
    が、ショッピングサイトのトップページだ。
    eccube-setup12
    ※スクリーンショットは食品カテゴリページを表示

以上

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コメント / トラックバック7件

  1. kw より:

    データ投入スクリプトの修正
    ECCUBE_HOME¥html¥install¥sql¥insert_data.sql
    Version 2.3.3では224-228行目

    手動でSQLは流さないでインストーラまかせでできたようですが
    どこかたりないとことがある?

  2. kunyami より:

    > kwさん
    SQLを手動で流す必要はないです。
    データ投入スクリプトの修正をした後、EC CUBEのセットアップに進んでもらえればOKです。
    データ投入スクリプトの修正をせずにEC CUBEのセットアップに進むと、途中でエラーになることがあります。(おそらく、デフォルトのストレージエンジンがInnoDBだとエラーになって、MyISAMだとならないのだと思う。)

  3. sam より:

    いつもホームページを拝見させていただきます。
    これからEccubeでWEBショッピングを構築しようとしています。
    しかし、Eccubeをセットアップするときに、「必要なファイルのコピー」ページで、次へ進むを押すと
    ——————————————
    このエラー (HTTP 500 内部サーバー エラー) は、Web サイトのサーバーに問題があって Web ページが表示できないことを意味します。

    HTTP エラーの詳細はヘルプを参照してください。
    ——————————————
    ようなエラーが出ており、進めなくなっています。
    サーバーの設定がどこかおかしいでしょうか?
    Windows Server 2003
    Apache 5.1.32
    php-5.2.9-1
    mysql-5.1.32
    を使用しています。

  4. kunyami より:

    > samさん
    当方でApacheを用意してインストールしてみましたが、問題なく進めてしまいました。
    Apacheのログ(%APACHE_HOME%\logs\error.log)にエラーの理由が出力されていると思うので、先ずはご確認ください。
    おそらくhttpd.confかphp.iniの設定が不足しているのだと思います。

  5. sam より:

    >kunyamiさん
    ご返答ありがとうございます。
    Apacheのエラーログを見てみたら
    —————————
    PHP Warning:PHP Startup: Unable to load dynamic library php_gd2.dll
    PHP Warning:PHP Startup: Unable to load dynamic library php_mysql.dll
    PHP Fatal error: Call to undefined function mb_ereg() in \\eccube-2.3.4\\data\\class\\util\\SC_Utils.php
    —————————
    の警告とエラーがありました。
    PHPフォルダの直下に「php_gd2.dll」、「php_mysql.dll」があります。
    mb_ereg() って「SC_Utils.php」にありますが、何かの修正が必要ですか?

    WEB初心者ですが、どうか宜しくお願い致します。

  6. sam より:

    >kunyamiさん

    修正があります。

    修正前
    PHPフォルダの直下に「php_gd2.dll」、「php_mysql.dll」があります。
    修正後
    PHP/extフォルダの直下に「php_gd2.dll」、「php_mysql.dll」があります。

    宜しくお願い致します。

  7. kunyami より:

    > samさん
    php_gd2.dllとphp_mysql.dllがWarningになってしまう件は、phpinfoでphpの設定をご確認いただくのがよいでしょう。
    ↓の1行だけ書いたphpファイルを用意し、
    – ex. phpinfo.php —-
    < ?php phpinfo(); ?>
    ————————-
    それをWebサーバで公開してアクセスすると、phpの設定が見れます。
    そのPHP Coreセクションにある「extension_dir」に表示されているディレクトリにphp_gd2.dllやphp_mysql.dllを置かなければいけません。
    これが”./”だと、PHPフォルダの直下に置かなければいけないでしょう。
    PHP/extフォルダに置きたいのであれば、php.iniファイルのextension_dirを”./ext”にすればよいかと思います。

    続いて、mb_ereg()についてですが、おそらく、php.iniで、php_mbstring.dllを読み込む設定になっていないものと思われます。
    extension=php_mbstring.dllがコメントアウトされていたら、それを有効にしてください。

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